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専門家“決定 予想の範囲内”
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- アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が追加の金融緩和策を決めたことに関連して、みずほ証券のチーフマーケットエコノミストの上野泰也さんは、日銀が4日から開く金融政策決定会合について「FRBの決定は市場の予想の範囲内だ。日銀は、先月、包括的な金融緩和を発表し、大きな動きは一区切りついた形だ。今後、必要があれば、この中に含まれている国債などの買い取りの基金を増やすことで金融緩和の強化をアピールするということになるだろう」と話しています。また、15年半ぶりの円高水準が続く為替相場の動向などについては「住宅バブルが崩壊し、アメリカ経済がいわば入院中の状態だ。今後も円高ドル安の傾向は変わらないが、為替相場が注目していたアメリカの金融政策は今回で一区切りついた。今後はアメリカの実体経済の状態を示す経済指標を見ながら相場が動いていくことになるのではないか」と話しています。
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