| スポンサーリンク |
≪最終回≫「期待」の達成度をいかにして定量的に測るか(エクスペクトロジー(期待学)が生む上質なモノづくり)
- 記事詳細
- 「使ってみたい、使いやすそう、使えるかも」 友人の唐君が台湾から訪ねて来た。彼が持参した新聞には、手作りで改良した住まいの写真が大きく掲載されていた。唐君は生まれつき重度の障害を持っており、車いすに乗った人生である。彼は何の本も読まず、インテリアデザインの勉強もせずに、ただただ彼の暮らしの実態を冷静に見つめ直して、何年もかかって少しずつ小さな部屋を改良した。 それまで彼は実に多くの建築の専門家やインテリアデザインのプロにこうした改良を頼んできたが、一向に埒(らち)が明かなかったという。彼に言わせると、「専門の職業とは何か、使い手と視点を異にする専門家との答えの出し方とは一体どう処すべきなのだろうか、と考えさせられる仕事ぶりであった」そうだ。
| スポンサーリンク |
