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【ロンドン市場】往って来い、米GDP・速報値控え
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週末のロンドン市場は方向性に欠けた。
前半は東京市場の流れを引き継ぎ、ドルを買い戻す動きが活発化した。
ユーロドルは1.38台後半から1.38割れ寸前、ポンドドルは1.58台半ばから1.57台後半、豪ドル/ドルは0.97台半ばから0.96台後半まで下げた。
この日発表される第3四半期の米GDP・速報値が警戒されたようだ。
ただ、NY勢の参加が近づくとドル買い戻しは一服している。
ユーロドルは1.38台半ば、ポンドドルは1.57台後半、豪ドル/ドルは0.97台半ばまで反発するなどほぼ往って来いの展開だった。
◆ドル円小動き、10月の介入実績はゼロ ドル円は80円台半ばから80円台後半で振幅した。
欧州通貨や資源国通貨に比べると値動きは非常に穏やかだった。
この日発表された財務省の外国為替平衡操作の状況(9月29日〜10月27日)によると、介入額はゼロ円だった。
円高で産業界から悲鳴があがっているが、通貨切り下げ競争を批判する国際世論に配慮し、日本の通貨当局は身動きが取れない状況にあるようだ。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)

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