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原油価格高騰で問題噴出(BusinessWeek)
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- 国際原油価格は5月下旬、一時、1バレル=135ドルまで上昇した。だがベネズエラのビジネスマン、ロベルト・モラレスさん(33歳)には無縁の話だ。所有する独フォルクスワーゲンの小型車「ゴル」にハイオクガソリンを11ガロン給油し満タンにするために支払うのは、たったの1ドル32セント。ベネズエラ政府の補助金でガソリン価格が抑えられているおかげだ。 「おかしいとは思うが、文句はないよ。この国ではガソリンは水より安いんだ」(モラレスさん) この発言は誇張ではない。ベネズエラのガソリン価格は世界一安く、ボトル入りの水1リットルの15分の1。牛乳1リットルと比べれば25分の1に過ぎない。1998年以降、ベネズエラ政府はハイオクガソリンの価格を1リットル=0.097ボリバル・フエルテ*1(約3セント)に固定している(レギュラーガソリンは0.070ボリバル・フエルテ)。

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