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米5月雇用、4万9000人減と大幅に悪化=失業率5.5%に急伸
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−NY市場、一気に株安・ドル安=原油は139ドル突破−
【2008年6月8日(日)】 − 先週末(6日)、米労働省が発表した5月の雇用統計は、新規就業者数(非農業部門で軍人除く、季節調整済み)が、前月比4万9000人減と、4月の2万8000人減(改定前は2万人減)から大幅に悪化した。
これまでは新規雇用者数の減少幅は縮小傾向にあり、4月の統計が、3月の8万8000人減(同8万1000人減)から減少幅が大幅に縮小したことから、市場では景気後退はそれほど長引かず、底固めの兆しが見られ始めた可能性があるとの楽観的な見方が広がった。
しかし、5月の統計では、こうした楽観的な見方は一気に後退した。
市場予想の同6万人減は下回ったものの、5カ月連続の減少で、1-5月の新規雇用者数は32万4000人減となり、2007年の月平均9万1000人増とは対照的な結果となっている。

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