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70年代の悪夢再び?(FINANCIAL TIMES)
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- 原油高がいよいよ未踏の領域に入ってきた。 金融混乱も冷めやらぬ中、懸念が強まる景気減速とインフレの同時進行。 世界は1970年代のようなスタグフレーションを避けられるか。 歴史的な原油高、商品価格高騰による消費者物価の上昇、金融市場の混乱による景気減速──。1970年代は、その結果がスタグフレーション(景気停滞下の物価上昇)だった。インフレ沈静化には何年もかかり、大量の失業者が出た。そして今、燃料高が家計や企業収益を圧迫する中、各国政府や中央銀行は70年代の石油危機の二の舞いを避けるべく、適切な政策を模索している。 5月下旬に1バレル=135ドルに達した原油価格は前年の2倍以上で、79年のピーク時より約15%高い(インフレ調整後)。

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