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金融危機が生んだ蓄電池(時事深層)
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- 電力設備向け2次電池のバナジウム電池を開発、製造する。先行するカナダ企業を買収、一挙に先端技術を入手した。中国は世界最大のバナジウム産出量を誇るだけに注目集める。 2009年に風力発電設備の新規設置数で米国を抜き、世界最大となった中国。総発電容量でも世界首位になるのは時間の問題だが、急成長が故の構造問題も抱える。送電網の整備が追いつかないため、風力発電設備の3分の1はほとんど稼働していないと言われる。こうした中、期待を集めているのが蓄電池メーカーの普能(プゥナン)(北京市)だ。 積極的な設備投資で中国最大の太陽光発電設備メーカーに成長した尚徳太陽能電力(シャンダァタイヤンナンディエンリー)(サンテックパワー)でCOO(最高執行責任者)を務めていた江宋(=ウ冠に先)(ジャンゾンシャン)氏も同じ問題に着目していた。

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