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【ロンドン市場】ドル円、3ヶ月ぶりの106円台へ
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5日のロンドン市場は円安・ドル高の展開。
ドル円は3ヶ月ぶりに106円台へと上昇した。
◆ドル円、3ヶ月ぶりの106円台へ ドル円は105.45レベルから106.17レベルまで堅調に推移。
欧州株式市場で金融株の一角が買われたほか、米株価先物も 堅調に推移したことから本邦輸出企業のドル売り・円買いを こなしつつ水準を切り上げた。
アジア系中銀の買い観測も 出ていた。
上昇一服後も106.10-20レベルで高止まりした。
◆クロス円、株高背景に水準切り上げ クロス円は株高やドル円の上昇を受けて堅調に推移。
ユーロ円は162.50レベルから163.69レベルまで、 ポンド円は205.70レベルから207.02レベルまで上昇した。
◆ポンドドル、英HBOS住宅価格の結果が圧迫 ポンドドルは1.9536レベルから1.9460レベルまで軟調に推移。
英HBOS住宅価格が市場予想よりも悪化していたことから、 ポンド売り圧力が強まった。
その後、対主要通貨でドル買い 圧力が強まり、下値を広げた。
ただ、ロンドン市場中盤に入るとショートカバーから下げ幅を縮小した。
東京時間20:00に発表された英中銀政策金利は市場予想どおり 5.00%で据え置かれ、無風で通過した。
◆ユーロドル、東欧勢のユーロ買い入るも押し戻される ユーロドルは東欧勢のユーロ買い観測の中、1.5400レベルから 1.5455レベルまで上昇。
ただ、中東勢のユーロ売り・ドル買いから 反落し1.5377レベルまで押し戻された。
ECB金利発表では、市場予想どおり4.00%の据え置きとなり、 反応は見られなかった。
◆トリシェ総裁タカ派スタンス強める トリシェ総裁が定例会見で「非常に強い用心が必要な状態」と 述べるなどインフレに対する警戒感をより強めたことからユーロが 大きく買われた。
ユーロドルは良好な米新規失業保険申請件数を受けて 一時1.5364レベルまで下落した後、1.5480レベルまで急反発。
ユーロポンドも0.7935レベルまで値を上げた。
ドル円は米新規失業保険の結果が良好だったほか、 米株価先物が上げ幅を拡大したことから円売り・ドル買いが 強まり106.42レベルまで上昇したものの、対ユーロでの ドル売りに上値が抑えられた。

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