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中国「炒車族」の知られざる生態(中国発 経済観察報)
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- 「炒車生態鏈」 経済観察報記者 張煦 楊帆は、自動車販売業界で20年近いキャリアを持つベテランだ。利にさとい彼は、メーカー系列の正規ディーラーを経営するよりも利益が大きく、しかも手っ取り早いビジネスを見つけた。それは“炒車(クルマの投機)*”である。 *「炒」は投機を意味する俗語。中国語では株式投機は「炒股」、マンション投機は「炒房」という具合に、ごく一般的に使われている。 “炒車”とは、有り体に言えば「カネを払って行列に割り込む」行為のことだ。自動車販売の現場では、特定の人気車種に注文が集中し、納車まで顧客が長期間待たされることがしばしばある。一部の顧客はそれを我慢することができず、プレミアムを支払って一刻も早くクルマを手に入れようとする。

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