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【東京市場】 豪ドル、強いGDPの結果で買われる
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4日東京市場は全般に海外市場の流れを受けてドル高水準で推移した。
しかし、値動きは乏しく、狭いレンジ取引が続いた。
豪第1四半期GDPが予想より強い結果となったことを好感して、 豪ドルが堅調だったことが唯一目立った値動きだった。
◆主要通貨、ドル高水準で揉み合う 3日の海外市場では、バーナンキFRB議長のドル安牽制発言を受けて ドル買いが強まった。
ドル円は一時104円割れとなっていたが、105円台半ばへと急伸した。
ユーロドルは1.56近辺から1.54近辺へと大幅安になった。
4日東京市場ではこの流れを引き継ぐ形で取引が始まった。
ドル円は早朝に105円割れとなる場面があったものの、その後は 105円台前半での取引が続き、104.95から105.29の狭いレンジに留まった。
ユーロドルは更に動意薄で、1.5430から1.5462のレンジだった。
◆日経平均堅調も、円安の動きみられず 3日の米株式市場は金融株主導で売られ、ダウ平均は100ポイント安で引けた。
しかし、日経平均は前場から堅調な取引となり、後場には200円高となる 場面もあった。
一方、上海総合指数は携帯大手の大幅安などで軟調だった。
クロス円は動きづらい展開が続き、ユーロ円は162円台前半、 ポンド円は206円台半ばでの取引が中心だった。
◆豪第1四半期GDP、予想を上回る伸び、豪ドル堅調に 東京時間10:30に発表された豪第1四半期GDPは前期比+0.6%、前年比+3.6%と 予想を上回る伸びを示した。
第4四半期の前期比は+0.6%から+0.7%へ、 前年比は+3.9%から+4.3%へと上方改定された。
豪ドルは、この強い結果を受けて、買いが膨らんだ。
豪ドル/ドルは0.9490台から一気に0.9550レベルへと上昇、 豪ドル円は100円近辺から100.45-50レベルへと値を飛ばした。
午後の取引でもじり高の動きが続き、豪ドル/ドルは0.9570近辺、 豪ドル円は100.60台と本日の高値水準で取引された。

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