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サムスン三代目と現代自三代目の「呼兄呼弟」(コリアン・グローバル・カンパニー 〜韓国企業に学ぶな!)
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- これまで韓国企業の強みを中心に見てきたが、今号からはその弱みに焦点をあててみる。韓国企業の弱みの1つは、「世襲経営によるコーポレートガバナンスの不透明さ」である。韓国では、財閥経営が3代目に移る過渡期に入りつつあり、世代交代を加速させている。創業者一族による世代交代である世襲は、コーポレートガバナンスが不透明になるとの批判が後を絶たない。また、権限の一極集中によるリスクや専門経営者の役割不足が指摘されている。特に世代交代で目立った動きがあったのは、次の3グループである。 1つ目の韓国財閥トップのサムスングループは、李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長男である李在鎔(イ・ジェヨン)専務が、2009年12月15日付でサムスン電子の副社長に昇格した。

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