スポンサーリンク |
【ロンドン市場】米リーマンの損失懸念背景にドル売り強まる
- 記事詳細
-
3日のロンドン市場は東京市場からの円高の流れが一服。
米金融機関の損失懸念からドルは対主要通貨で下落した。
◆ドル円は一時104円割れも、株価の下げ渋りがサポート ロンドン市場の序盤、ドル円は東京市場からの流れを引き継ぎ円高で推移。
対主要通貨でのドル売りの動きも加わり、103.85レベルまで下落した。
ただ、104.00レベルのオプションが満期を迎えることもあり、値動きは反転。
米株価先物がプラス圏を回復したこともサポートとなった。
◆クロス円下げ渋り、ユーロ円は162.90レベルまで反発 クロス円は株式市場が下げ渋ったことで切り返す動きとなった。
また、ドルが対主要通貨で下落し、ユーロドルやポンドドルがしっかりと 推移したこともサポートとなった。
ユーロ円は161.85レベルから163.20レベルまで、ポンド円は204円割れから 206.47レベルまで水準を切り上げた。
それぞれ本日の高値を塗り替える動き となった。
◆対主要通貨でドル売り、ユーロドルは1.5625レベルまで上昇 対主要通貨でドル売りの動きとなる中、ユーロドルは1.5540レベルから 1.5625レベルまでユーロ高・ドル安で推移。
米金融機関の損失報道がある中、 ドル売りの動きが強まった。
◆ポンドドル、東欧勢のポンド買い加わり、100ポイント超上昇 ポンドドルは1.9612レベルから1.9730レベルまで上昇した。
英金融機関に対する懸念はあるものの、米リーマン・ブラザーズの損失拡大報道が 出ており、ポンド売り圧力がかき消された。
また、東欧勢のポンド買い観測も サポートとなった。
◆リスク回避の動きやインフレ圧力の高まり背景にスイス堅調 ドルスイスは1.0273レベルまで、ユーロスイスは1.6053レベルまでスイス高推移。
本日発表されたスイスの消費者物価指数が事前予想を上回ったことで、スイス買いの 動きが強まった。
ただ、株式市場が下げ渋るとスイス高の動きは一服した。

スポンサーリンク |