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中国経済に“二番底"の懸念(中国発 経済観察報)
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- 「刺激政策復出概率増大」 経済観察報記者 孫健芳 例年なら7月中旬に開かれる国務院経済情勢分析会議*が、今年は6月28〜29日に前倒しで招集された。このことが、市場関係者に不吉な予感を与えている。 *温家宝首相が議長となり、各省庁や外部の専門家から経済情勢についての意見を聴取する会議。通常は四半期に1度開催される。 続く6月30日、全国人民代表大会(国会に相当)の財政経済委員会も経済情勢に関する検討会議を開いた。「出席者は一様に下半期の景気を心配していた。中国経済は、過熱の反動で急減速するリスクがある」と、同委員会の副主任を務める尹中卿は話す。 下半期の景気に政府が懸念を抱き始めたのは、今年第2四半期(3〜6月)を節目に、各種の景気指標が次々に上昇から下降に転じたためだ。

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