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発行日時: 2008-6-3 7:16

【NY市場】格下げなどで金融機関への懸念復活、リスク回避の動き

記事詳細
2日のNY為替市場は米先行き懸念からのドル売りとリスク回避からの円買いの動き が優勢となった。
要因は、最近鳴りを潜めていた金融機関への懸念が再び復活した ことで、きっかけは英住宅ローン会社のブラッドフォード・アンド・ビングレーが1-4月の 業績が前年同期比で48%減益となったことが明らかになり、また米金融機関について、 アナリストの投資判断引き下げも相次いでいだ。
そして、この懸念を強めたのが、S&P によるメリル、リーマン、モルガンスタンレーの大手投資銀行3社の格付けの引き下げ。
この発表後、市場にはネガティブな雰囲気が広まり、今月は米投資銀行の3-5月期の 決算発表も予定されている中、市場は不安感を強めた。
株価はダウ平均が一時210ドル安まで大幅下落、米国債利回りも大幅に下げるなど、 リスク回避的な動きが強まり、為替市場もドル売り、円買いの動きが優勢となった。
◆ドル円 売り強まる、ただ、移動平均線の水準は維持 リスク回避の動きからのドル売り・円買いの動きが強まる中、ドルは売りを強めた。
意識されるポイントの104.60/70水準もブレイク、一時104.10近辺まで下落した。
104.10/20水準には10日、21日、100日といった移動平均が集中しており、ブレイク するかどうか注目されたが、きょうはサポートされ、終盤は株価も下げ渋ったことで、 リバウンドしている。
上昇基調は残した格好となった。
今月は米投資銀行の3-5月期の決算発表も予定されおり、また、今週末には米雇用 統計の発表もあり、不透明な要因が多い。
ただ、基本的にはFRBの利下げは限界に 来ており、利下げ期待からのドル売りは目下は考えにくい。
雇用についても、ある程度 弱い数字は織り込み済みであろう。
しかし、きょうの様に、リスク回避の円買いが強まり、 ドル円を押し下げて行く可能性は考慮しておく必要はありそうだ。
◆リスク回避でユーロドル下げ渋る動き NY時間に入って、ユーロドルは下げ渋る動きとなった。
ロンドン時間には売りが優勢と なり、その流れからNY時間に入って、一時1.55を割り込んだ。
米国のインフレ懸念が強 く、米利上げ観測もで始めている中、ドル買い戻しの動きも根強い。
しかし、NY時間に 入って、リスク回避の動きから、株価が大幅に下落、また株売り・原油買いの動きも見 られ、ドルも、さすがに買いは続かず、ユーロドルは一時1.5580近辺まで戻す場面も見 られた。
また、10日移動平均からの下方乖離も拡大していたことから、短期的な買い戻 しも出易い水準でもあった。
きょうはECBの10周年記念式典が行われ、欧州各国の要人発言も伝わってきていたが、 特に市場の反応は限定的だった。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=b51300ceb33a1cc5c12b8f943dddb51b 【NY市場】格下げなどで金融機関への懸念復活、リスク回避の動きへの外部リンク
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