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世界初の心臓移植から40年目の本格参入(南アフリカ 企業が挑むもう1つのW杯)
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- 1967年、南アフリカのケープタウンで世界初の心臓移植が行われた。その手術を、ある日本企業の製品が支えていたことは、あまり知られていない。医療機器メーカー、テルモの人工心肺装置である。 現在でも南アフリカの医療機器市場で、テルモは人工心肺装置でシェア25%、血液パックでシェア4割を誇るなど、存在感がある。それは、参入が早かった結果ではあるが、テルモが南アフリカ市場を十分に攻め切っていたかというと、必ずしもそうではない。 凶悪犯罪、年間68万件 実は、南アフリカに駐在員事務所を開設したのはつい最近の2007年10月のこと。世界初の心臓移植にテルモの人工心肺が使われてから、駐在員事務所を設立するまでに、40年もの時を費やしたことになる。

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