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四川大地震のテレビ報道で敵前逃亡した記者(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
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- 2008年5月12日14時28分、四川省の省都・成都市から北に約100キロメートルの距離にあるアバ・チベット族チャン族自治州“ブン川県”(ブン=さんずい+文)を震源とするマグニチュード8の地震が発生した。この地震を日本では“四川大地震”と呼んでいるが、中国では“四川ブン川地震”あるいは“ブン川大地震”と呼ぶのが一般的である。 温家宝は自ら被災地に乗り込み最前線で指揮を執った 地震が発生した時、国務院総理の温家宝は河南省での農業及び食糧備蓄状況の視察を終えて北京へ戻ったばかりで、市の中心部の中南海にある総理執務室へ向かう途中であった。地震発生後間もなく、中国共産党総書記の胡錦涛は文書で緊急指示を発し、これを受けた温家宝は一息つく暇もなく、四川省の被災状況を視察すべく北京を出発する。

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