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episode:55「たった三人のこの会社には、愚痴や弱音を聞かせられる同僚がいない。」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
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- 前回までのあらすじ 老舗 大日本鉄鋼に旭山隆児(あさひやまりゅうじ)が呼び戻され、第三企画室が設置され1年が過ぎようとしていた。独立した新会社オルタナティブ・ゼロでは旭山社長のもとで第三企画室室長 風間麻美(かざまあさみ)、次長 楠原弘毅(くすはらこうき)がそれぞれ忙しく働いていた。旭山はふたたび油壺でミーティングを開いた。 【登場人物の紹介はepisode:zeroをどうぞ】 雨上がりの大岡川の桜並木は新緑に輝いている。 「つらい」 狭い窓から緑の帯に挟まれた川を見下ろしながら、風間麻美は声に出してそういった。 * * * 画像のクリックで拡大表示 「ガレージ村で木工の職人も使ってもらえませんか」 「いずれはそういう時が来ると思っているけど、今はむずかしいなあ」 楠原弘毅の不意の提案に、麻美は反射的に答えていた。
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