スポンサーリンク |
ODAを日本の経済成長に使うな(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
- 記事詳細
- 日本の政府開発援助(ODA)には、「無償資金協力」「円借款」「技術協力」の3種がある。この中の、円借款は1件当たり数百億円に上ることもある巨額マネーだが、この活用をめぐって、国内で議論が起きている。 援助マネーとして高い評価を受ける円借款 厳格な援助論で有名な米ニューヨーク大学のWilliam Easterlyは2008年、「マネーはどこへ行く? 外国援助における最善最悪の実践例」というペーパー(「Journal of Economic Perspectives」Vol.22, Number 2, 2008年春号)の中で、円借款事業を全世界の援助機関の中で、高ランクをつけた。 透明性、アンタイド(受注先を指定しない制度)などいくつかの点が、彼が唱える理想の援助の形に合致したと、判断されたのである。

スポンサーリンク |