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米国債利回り上昇
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米十年国債利回りが4%を上回るなど
米国債の利回り上昇が顕著となっています。
米10年債利回りが 昨年5月に5.32%のピークをつけるなど、 昨年前半、 米債利回りは全般に高水準で推移していました。
しかし、昨夏ごろから広がったサブプライム問題による 金融市場の混乱を受けて 投資資金が安全資産とされる米国債に流れ込んだため 国債の利回りは大きく低下(米国債価格の上昇)。
今年3月頃に、米証券などの損失拡大を受けての 金融不安の拡大により 10年債の利回りが3.28%をつけるところまで低下してきました。
しかし、ここに来て、 サブプライム問題の織り込みが進んだことや 米経済が意外に底堅さを見せていることなどを受けて 利回りは急速に回復する動きとなっています。
長期だけでなく、 短期国債の利回りも上昇してきており、 3ヶ月ものの米国債(T-bill)利回りは 今年3月につけた0.565%から昨日1.88%台まで上昇をみせ、 ユーロドルLibor3ヶ月ものとのスプレッドである TEDスプレッドは 一時に200超から80割れまで縮まってきています。

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