スポンサーリンク |
豚肉なしで語れない中国「料理と経済」(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
- 記事詳細
- “中国菜(中華料理)”の主役と言えば「豚肉」と言って過言ではない。中国で食べる豚肉料理を思いつくままに並べてみると、“紅焼肉(豚角煮)”、“東坡肉(トンポーロウ)”、“糖醋肉(酢豚)”、“梅菜扣肉(豚肉の梅菜蒸し)”。やたらと脂身たっぷりの豚肉料理の名前ばかりが並び、食べたら太りそうとは思うものの、名前を考えただけで食べたい誘惑に駆られるのが豚肉料理である。豚肉がなければ、“魚香肉絲(細切り肉の四川炒め)”も“猪肉丸(肉団子)”といった料理も食べられないだけでなく、“中国菜”が本来の“中国菜”ではなくなってしまうだろう。 豚肉の価格が下落し続けている それほどに、豚肉が“中国菜”に占める比重は大きく、中国人にとって豚肉は何物にも代え難い存在である。

スポンサーリンク |