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米・イラン関係はレッドゾーンに接近(世界鑑測 菅原出の「安全保障・インサイド」)
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- 「今ワシントンで流れている噂は、ブッシュ大統領が政権の任期が終わる前にイランを軍事的に叩くのではないか、ということです」 全国イラン系米国人評議会の会長で米・イラン・イスラエル関係に関する優れた研究者でもあるトリタ・パーシー氏は深刻そうな表情でこう語った。ワシントンの大手ロビイング会社や法律事務所が並ぶKストリートにあるオフィスで、パーシー氏はひっきりなしに入ってくるEメールを横目で気にしつつ、現在の米・イラン関係に関する分析を披露してくれた。 「現在の米・イラン関係が緊張してしまう根本的な原因は、タリバン政権とフセイン政権の崩壊によって失われてしまった中東地域の地政戦略上のバランスを、米国とイランがどちらにどれだけ有利な形で築き直すかという競争をしていることにあります。

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