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【東京市場】 海外市場のドル買いに調整の動き
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28日の東京市場は海外市場でドルが買い戻された流れを受け、
ドル高水準で取引が始まったが、日経平均が軟調になったことから
ドル円が104円割れとなるなどドル高に対する調整色が強まっていった。
27日のNY市場では原油先物が128ドル台と、週明けの高値水準から 約5ドル下落、大幅調整の動きとなった。
米住宅関連指標は弱かったものの、ドル買いが優勢となっていた。
東京市場早朝は、ドル円104.20レベル、ユーロドル1.5680-90レベルと 前日海外市場で進んだドル高の水準から取引が始まった。
ドル円は一時104.10台へと調整された後、再び104.30近辺へと上昇し 前日海外市場の高値を試す動きとなった。
ユーロドルも1.5700近辺が重く、1.5670割れと海外市場の高値を更新した。
東京市場が本格的に始動すると、日経平均は小幅高で寄り付いたが、 上値も重く、マイナス圏へと転じる上値の重い展開になった。
次第に円買いが優勢となり、ドル円は104円近辺、ユーロ円は106.10レベル へと軟化した。
午後の取引では、日経平均が前日比200円超の大幅下落となり、 ドル円は103.90割れへと一段安となった。
早出の欧州勢がドル売りを仕掛け、ユーロドルは1.57台を回復、 ポンドドルも1.97台前半から後半へと反発した。
前日のドル買いポジションに調整が入った模様だった。
原油先物は一時128ドル近辺と、NY終値水準から一段と下げたが、 128ドルはサポートされて128ドル台後半へと戻す振幅を見せた。
豪ドル/ドルは原油相場に追随して0.95台後半から0.96台を回復した。
各主要通貨で、前日のドル買いに対する調整が入った形になった。
◆アルカイダ、ビデオで西側諸国への生物化学・核攻撃を呼びかけへ 米FBIからアルカイダに関するニュースが流れたが、スイス買いなどの 逃避通貨買いの動きは目立たなかった。
米情報当局者が、「アルカイダが大量破壊兵器を保有している兆候はない」 としたことで危機感は強まらなかった。
しかし、海外市場では材料視される可能性もあり注意したい。

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