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中国最後の「ダムのない大河」は守れるか(中国発 経済観察報)
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- 「上書発改委 怒江水電開発“復活”潜流」 経済観察報記者 陳勇 雲南省の山間部にある怒江リス族自治州*。中国のどの地方より、この自治州ほど経済発展を渇望しているところはないだろう。特殊な地理的位置と豊富な天然資源を背景に、自治州の為政者は代替わりを重ねても意欲の衰えを知らない。目指しているのは、十年にわたり論議を呼び続けている水力発電所の開発だ。 *雲南省北西部のミャンマー国境沿いにあり、人口の9割以上を少数民族が占める。チベットに源流を発する怒江(サルウィン川)が自治州を北から南に流れ、中国有数の深い峡谷を形成している。 自治州政府は、今年3月の両会(全国人民代表大会と中国政治協商会議)の雲南省代表団に水力発電所開発への提案を託した。

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