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清明節から見た中国葬祭業界(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
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- 中国では4月3日から5日の3日間が“清明節”連休であった。“清明”というのは、1年を24等分した“二十四節気”という季節の移り変わりを示す区分けの中の1つである。春の訪れを示す“春分”の次に位置するのが“清明”であり、“清明”はその次に来る“穀雨”までの期間を言う。ちなみに、日本でも陰暦が載っているカレンダーには“清明”という記載があり、2010年の“清明”は4月5日となっている。 “清明”は“春分”が過ぎて春が本格化する頃で、中国では“清明節”に先祖の墓に詣でて、雑草を取り、墓を清め、線香や紙銭を燃やして、先祖を供養する。これは春分と秋分の彼岸に墓参りを行う、日本と同じと考えればよいが、中国には秋分の墓参りの習慣はないようだ。

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