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農民から市民へ −「新生代農民工」の歩む道(中国発 経済観察報)
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- 「新生代農民工的城市路」 経済観察報記者 姜雷 黄珊珊は旧正月(今年の元旦は2月14日)の休暇を旧暦7日まで故郷で過ごし、浙江省杭州市に戻ってきた。彼女の実家がある安徽省銅陵市から杭州までは、長距離バスで6時間かかる。10年前には近くの町にもめったに出かけたことのなかった農村の少女は、今では長距離の旅にもすっかり慣れっこになった。 肩までかかるロングヘアー、薄紅色のコート、膝丈のスカートにショートブーツ。その外見や仕草からは、彼女が銅陵市鐘鳴鎮清泉村の出身であることは想像もつかない。故郷を離れ都会へ出稼ぎに来てから早10年、杭州に住み始めて6年目を迎える。 旧正月前、黄珊珊はまた職場を変えた。

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