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【ロンドン市場】 株安で円買い、原油高でドル売り
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23日のロンドン市場は前半は欧州株、米株価指数先物が
売られたことに反応して、円買いの動きが目立った。
続いて、原油先物が騰勢を強め一時133ドル水準を回復したことが ドル売りの動きへと波及した。
その後は、NY市場で発表される米中古住宅販売件数を控えて、 円高、ドル安水準での揉み合いが続いた。
◆株安で円高の動き強まる 欧州株が序盤から軟調に推移したことで円買いの動きが強まった。
ドル円は104円近辺での揉み合いを下抜け、103.80割れへと売られた。
欧州株はマイナス圏での揉み合い商状へに移行したが、ドル円は 103.70割れでストップ注文が執行され、103.50割れへと一段安になった。
その後は、NY市場の参加待ちで103.50近辺でのこう着状態になった。
103.30-40レベルにNYカットのオプション・ストライクが集まっている との観測があり、同水準がサポートされる材料となっていた。
ユーロ円は163円台後半から163円を割り込むと、ストップ注文を 巻き込んで一時162.60レベルへと急落する場面があった。
その後の戻しも163円台前半は重い展開が続いた。
◆原油先物一時133ドル台回復、ユーロドル1.5750台へ反発 NY原油先物は時間外取引で131ドル台から133ドル乗せへと反発した。
昨日のNY市場では原油の反落を好感してドル買いの動きがみられたが、 本日のロンドン市場では、逆にドル売りの反応となった。
ユーロドルは序盤、ユーロ円の売りに押されて1.57割れとなったが、 1.57台前半の揉み合いに落ち着いていた。
原油が騰勢を強めたことで一時1.5755-60レベルに上昇した高値を更新した。
ポンドドルも1.9750台の安値から1.9830近辺へと大きく反発した。
豪ドル/ドルは0.9570-80から0.9620近辺へ、NZドル/ドルは0.7830-60の 揉み合いから一時0.7895-00へと上伸する場面があった。
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