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第8回 私が出合った<A女>たち(1)〜年収2000万円相当、人柄最優先、でも結婚は“怖い”(中国“A女”の悲劇)
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- 上海にあるアメリカ(米国)系企業で働く美蘭(メイラン)は、今年35歳になる典型的な<A女>だ。収入は年収で40万元(日本円で600万円)というから、日本における生活に置き換えれば、少なくとも年収2000万円以上に相当すると考えていいだろうか。マンションを二つも持っている。車は危ないから買わないそうだ。というか、車など安いもの、さほどの価値があるとは思っていない。 メイランは、その名のごとく実に美しい顔の持ち主でもあり、しかも女性的な魅力にも満ちている。 その彼女が、なぜ結婚できないのか。 いや、できないのではない。躊躇しているのだ。 今まで<A男>は何人か彼女の前に現われたが、しかし、そのたびに「これは私が待っている白馬の王子様ではない」と思って躊躇し、それを重ねているうちに今日までに至っている。

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