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雇用統計 直前まとめ
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今日は月イチのビッグイベントである
雇用統計です。
予想は+1.5万人増。
ちなみにうちのアナリストの予想は -1万人〜+10万人(笑・わたしじゃないですからね)と分かれています 関連指標を確認してみましょう。
月曜日に出たISM製造業景気指数は 55.5の予想に対して58.4という好結果。
雇用部門も前回の50.2から 3ポイント以上上昇し 53.3と、06年8月以来の好結果となり、 これを受けて、 雇用統計への期待が一時強まりました。
水曜日に出たADP雇用者数は 24ヶ月連続前月比マイナスながら 減少幅自体は予想の3万人よりも小さい2.2万人にとどまっています。
また、同じく水曜日に出たISM非製造業も 好悪判断の基準である50自体は割り込んでいるものの 雇用部門が44.6と前回の43.6から1ポイント改善して 08年8月以来の高水準と好結果が続いています。
前回がマイナス8.5万人と弱かったこともあり 今回の1.5万人増という数字は、 少し弱気ということはあれど、 強気とは言えないといったところでした。
ただ、木曜日に出た 新規失業保険申請件数(イニシャルクレームス)の 弱い結果を受けて 雰囲気が変化しています。
新規失業保険申請件数は 45.5万件の予想に対して48万件と高水準 (失業保険申請なので多い方が悪い数字) 1月全体の数字を見ても 12月と比べて週ベースで1万件以上 件数が増えており 気がかりところです。
リスク懸念への神経質な状況あり すこし弱めに直前のコンセンサスは移動しそう。
ややマイナスから予想値あたりまでが織り込む済みとなりそうです。

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