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発行日時: 2008-5-22 7:35

【NY市場】原油高や見通し下方修正で、ドル売り・円買いの動き

記事詳細
21日のNY為替市場はドル売り・円買いが優勢となった。
原油の買い が止まらず、きょうは取引時間内では133ドル台に上昇、時間外でも 一時134ドル台まで上昇した。
米週間石油統計で原油在庫が大幅減 少となり需給懸念が強まった。
この動きに市場では、景気の先行き 不透明感が強まり、一方でインフレ懸念も増大させている。
きょう発表になったFOMC議事録では「利下げ決定は接近した判断」と、 利下げ打ち止めを示唆する内容となり、利下げ観測を完全に後退さ せた。
それ以上に市場が敏感に反応したのが、FRBの米経済予測で、 2008年の成長見通しを1月時点の1.3-2.0%から0.3-1.2%に下方修 正する一方で、逆にインフレ見通しは引き上げており、先行き不透明 感が強まっている。
中にはスタグフレーションの可能性を指摘する声 も再び出始めていた。
株価も大きく下落する中、円買いとドル売りが優勢となった。
ただ外部 環境の割には、為替市場は動きが小さかった印象もある。
インフレ懸 念もある中、ドルを一方的に売るのも躊躇せざるおえない状況もある のかもしれない。
ウォーシュFRB理事は「経済がある程度弱まっても、 追加利下げの要求を拒むべき」と述べており、利下げ期待も完全に後 退している。
◆ドル円、下げ基調だが下値トライも躊躇 ドル円は軟調な展開となった。
東京時間にきのうまで、強力なサポート となっていた103.60水準をブレイク、103.00に接近したが、押し目買い も入り、リバウンドしていた。
ただ、103.60水準はレジスタンスに変化 していたようで、原油が最高値更新する中、上値も拒まれていた。
午後になって、FOMC議事録発表後、株価が大幅に下落し、円買いの 動きから、103.00近辺に下落している。
原油高が止まらず、10日移動平均線と21日移動平均線がデッドクロス を示現するなど、下げ基調が強まっているが、下げも鈍い印象だ。
きょ うも、米政策金利に敏感な米2年物国債の利回りが大幅に上昇するなど、 インフレ懸念から、米利下げ観測は完全に後退している。
原油も最高値 は更新しているが、あまりに上げが急ピッチで調整がいつ出てもおかしく ない状況ではある。
中々、思い切った下値トライも躊躇せざるおえない のだろうか。
◆ユーロドル ゴールデンクロス示現 ユーロドルは4月28日以来の1.58手前まで上昇、きょうの高値圏での 取引が続いた。
ロンドン時間に発表になった独Ifo景況感指数が予想を 上回り、買戻しが強まった。
前回は予想を下回って、ユーロ調整のきっ かけとなっただけに、きょうの結果はユーロロング勢を安心させたようだ。
きょうの上昇で10日線(1.5575)と21日線(1.5550)となり、ゴールデン クロスを示現している。
◆カナダ堅調な動き ただ、利下げ観測は根強い 原油が最高値を更新していることもあって、カナダは堅調な動きを示し た。
ドルカナダは0.9830近辺、カナダ円も一時105円台まで上昇した。
きょう発表になったカナダの消費者物価(CPI)は予想を大きく上回り、 カナダ買いが先行した。
ただ、カナダ円はFOMC議事録発表後、 朝方の上げを帳消しにしている。
しかし、カナダの利下げ観測は根強い。
ロイター通信の調査によると、 カナダのプライマリーディラー(国債入札が可能な金融機関)12社の うち、8社は6月の0.25%の利下げを見込み、0.5%利下げが1社となっ ている。
年末までの政策金利は2.50-2.75%を見込む向きが多い。
現状は3.00%。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=db40aa7fcee89c06dac098554f25eb67 【NY市場】原油高や見通し下方修正で、ドル売り・円買いの動きへの外部リンク
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