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【東京市場】朝方やや円高も、値を戻す
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週明けの東京市場は、朝方、前週末の海外市場の流れを引き継いで、ユーロ円主導でのクロス円売りが優勢となった。
ユーロはメルケル独首相の辞任観測こそ、当局の否定で沈静化したが、ギリシャの財政赤字懸念などを受けての信認低下の流れが継続。
ユーロ円は前週末NY市場の安値を割り込んで130円ちょうど近くまで売り込まれる場面も見られた。
ユーロは、対円だけでなく、対ドル、対ポンドでも下落し、ユーロポンドは昨年9月以来の安値を一時つけている。
ドル円は、こうしたユーロ円を中心としたクロス円の売りに押され、90円台後半の安値圏でもみあい。
午後に入ると、こうした円高の動きが一服。
今日はNY市場がお休みということもあり、短期筋からポジション調整の買戻しなどが入る展開となった。
◆日経平均一時200円超の下落 前週末のNY株安もあり、アジア株式市場は全般に軟調。
日経平均も朝から売りが優勢となり、前引けは200円超の下落を記録した。
円高気味に推移していることで、主力の輸出株などの売りが出る場面が目立った。
ただ、ある程度の株安は前週末のNYでの動きから想定済みであり、為替市場への影響は限定的なものにとどまった。
午後に入ると値ごろ感からの買戻しが優勢となり、日経平均も下げ幅を縮小。
為替市場でのクロス円の買い戻しの流れをサポートする形となった。

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