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【東京市場】強い豪雇用統計受けてリスク選好に
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14日の東京市場では豪ドル主導でドル安・円安の動きとなった。
この日発表された豪雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回ったほか失業率も低下したことで、来月の豪追加利上げ見通しがほぼ固まり、豪ドル高となった。
ドル安よりも円安が目立ち、ドル円も堅調に推移した。
この日発表された豪雇用統計では、雇用者数が4ヶ月連続で増加。
失業率は2009年4月以来の低水準となった。
日本の弱い機械受注やみずほFGの増資報道は手がかりとならなかった。
◆豪ドル円主導で円売り、円は全面安に 強い豪雇用統計を受けて、豪ドル円は84.11辺りから85.39辺りまで上昇した。
豪ドル円の上昇に連動して、ドル円やその他のクロス円もストップを絡めつつ円安推移。
ドル円は91.27辺りから91.78辺りまで、ポンド円は148.52辺りから149.53辺りまで上昇した。
ユーロ円は132.45辺りから133.44辺りまで上昇し、昨日の高値を上抜いた。
◆来月の豪利上げ観測はほぼ規定路線に 強い豪雇用統計を受けて豪ドル/ドルは0.9216辺りから0.9306辺りまで急伸。
発表前にかけて思惑的な動きはあったが、強い結果を受けて値を上げた。
豪ドル高・ドル安が波及したため、ユーロドルは1.4495レベルから1.4548レベルまでしっかりと推移。
東京朝方、米系の売り観測の中で下押す場面もあったものの、その後はドル安が優勢となった。
ポンドドルは1.6262レベルから1.6308レベルで推移。
(Klugアナリスト 谷口英司)

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