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第三十四回 アイスランドと英蘭(2/3)
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(1/3の続き)
アイスランドの雇用環境は、リーマン・ショック(2008年9月)の前と後で、まさしく別の国のごとき状況になってしまった。
最新のデータによると、09年11月時点のアイスランドの失業率は8%となっており、ユーロ圏全体よりも低い。
とは言え、同国は08年9月まで、失業問題とは事実上無縁だったわけである。
失業率1%という、ほとんど完全雇用状態を続けてきた人口32万人の国が、わずか数ヶ月で失業率が二桁に近づいたわけである。
そのインパクトたるや、我々の想像を越えるものがあるだろう。

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