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雇用統計、直前の雑感
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ツイッターでつぶやいたものに
少し手を加えました。
ご参考まで。
非農業部門雇用者数(NFP)の予想中心値は前月比変わらず。
ここ数日はこんなもんですが、先週は若干マイナスだったので、少し強気に。
直前でも変わりますが、 この類の予想変化をみせるときは、 実際の中心値よりも少しポジティブにバイアスが掛かりやすくなります。
ようは、0~+0.9万人ぐらいが予想通りの範疇。
関連指標を見るとADPは8.4万人減予想が7.5万人減だったので、 少し弱めも、 前月が16.9万人減から14.5万人減に上方修正されており、 その分を入れると悪くない数字。
NFP予想とは相当差がありますが、 5月以降のNFP(政府部門除く、ADPには政府部門が含まれないので)とADPを比較すると 10万人弱ぐらいNFPの方が良くなっています。
政府部門がマイナス1万人ぐらいだとすると、 これだけを見ると、 たしかに、前月比変わらずぐらいになります。
ISMは、製造、非製造ともに それほど悪くない印象。
雇用市場への見通しが少しずつとはいえ、 良化している雰囲気がでています。
昨日でたイニシャルクレームは相変わらず好調。
ということで、 まぁ、確かに強気の予想になりますね。
個人的にもそう思います。
ただ、期待が強い分、 警戒は悪かったとき。
サプライズこそが相場を動かします。
もちろんすごく良くても動きますが、 どちらの可能性もあることを意識することは必要でしょう。

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