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【ロンドン市場】欧州通貨買い・ドル売りに
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4日のロンドン市場前半は欧州通貨買い・ドル売りが鮮明だった。
ユーロドルは1.42台後半から1.44台前半、ポンドドルは1.60台半ばから1.62台前半まで買われ、東京市場で続いたドル買い圧力が大きく緩和した。
市場ではユーロドルで中東系投資家の買い、ポンドドルで配当支払いに絡んだ英銀のポンド買いが観測されていた。
ポンドについては、製造業景況感の改善や住宅ローン承認件数の増加も買いの手掛かりとされた。
欧州通貨以外では資源国通貨も堅調だった。
豪ドル/ドルは0.89台後半から0.90台半ばまで上昇、ドルカナダは1.04台後半から1.03台後半まで下落した。
原油先物が昨年11月以来となる80ドル台半ばまで上昇するなど資源高が追い風となった。
主要通貨でのドル売りが波及し、ドル円は93円台前半から92円台後半へと軟化した。
◆クロス円堅調、ドル売り波及で 円相場はクロス円が底堅く推移する一方、ドル円は冴えない展開となった。
欧州通貨や資源国通貨でのドル売りが波及し、ユーロ円は132円台後半から133円台後半、ポンド円は149円台半ばから150円台後半、豪ドル円は83円台前半から84円台前半、NZドル円は67円付近から67円台後半まで上昇した。
ドル円は当初93円台前半まで上昇したものの、この日の安値圏である92円台後半まで軟化した。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)

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