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英・仏、高額報酬課税へ(時事深層)
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- 欧米で金融機関が支払う行員への高額報酬を規制する動きが強まっている。英国が50%相当の特別税を銀行に課す方針を表明、フランスも追随する。米国でもゴールドマン・サックスが世論の激しい批判を浴び、妥協を余儀なくされた。 金融危機以降、金融機関を短期的な利益追求に走らせた根源とされてきた「高額報酬」を巡る規制問題がヤマ場を迎えている。9月の20カ国・地域(G20)首脳会議で、金融機関への規制強化で合意したのを受け、英、仏、米の政府が相次いで具体策を発表。高額報酬を巡る議論が熱を帯びている。 英、巨額賞与に特別課税 始まりは12月9日。英国のアリステア・ダーリング財務相が、銀行員に2万5000ポンド(約360万円)を超える高額賞与を払う場合は、超過分の50%相当を銀行から税として徴収すると発表したのだ。

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