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【ロンドン市場】ポンド急落、小売悪化で一段安に
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17日のロンドン市場前半の取引はポンドに翻弄された。
ロンドン勢が参加するとポンド円が急落、ドル円、クロス円で一斉に売りが広がった。
11月の英小売売上高を警戒し、ポンド円で仕掛け的な売りが入ったとみられる。
指標発表前の段階でポンド円は146円台半ばから145円台前半まで値を崩した。
この間、ドル円は90円付近から89円台半ば、ユーロ円は129円台後半から129円付近、豪ドル円は80円台前半から79円台半ばまで下落するなど円高が進んだ。
注目された11月の英小売売上高は前月比-0.3%と予想外のマイナスだった。
発表後はポンド円に代わってポンドドルが値動きを主導した。
ポンドドルは1.62台前半から1.60台後半まで急落、ポンドドルでのドル買いが波及し、ドル円は90円付近へと反発した。
この間、ユーロドルは1.43台後半から1.43台前半まで下落、ドルスイスは1.04台半ばから1.05台前半まで上昇した。
小売売上高の悪化を嫌気し、ポンド円は144円台後半まで下押しした。
一方、クロス円は円高水準で値動きがこう着した。
◆ギリシャ、格下げで警戒感広がる ユーロ相場の反応は今ひとつだったが、きょうもギリシャを巡る信用不安が高まっていた。
ドイツ債とギリシャ債の10年債利回り格差は261ベーシスポイント(前日:237ベーシスポイント)と、今年4月以来の水準まで拡大した。
S&Pのギリシャ債格下げが嫌気された模様。
今月初旬にはフィッチがギリシャ債の格下げに踏み切っている。
ギリシャのパパンドレウ首相は14日、社会保障費の10%削減などを柱とした財政健全化策を発表したが、債券市場の評価は芳しくない。
なお、ECBは17日開催の理事会(金利発表なし)でギリシャの財政問題を討議する見通し。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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