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【東京市場】豪ドル急伸 豪中銀は利上げを検討
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20日の東京市場ではドル円が下落。
対主要通貨でドル安の動きとなった上、 株安を背景にクロス円が軟調だったこともドル円を圧迫した。
豪ドルはタカ派寄りだった豪中銀議事録の内容をきっかけに買いが集まった。
◆ドル円 104円割れの水準まで軟調推移 ドル円は104.47レベルから103.95レベルまで円高・ドル安推移。
主要通貨でドル安の流れが続いたほか、日経平均を含めアジア株式市場が 軟調だったことから円買い圧力もあった。
ただ、103.95レベルではドル買い意欲が強いとの観測があり、104円割れでは 下げ渋った。
なお、日銀が政策金利の据え置きを発表したが手掛かりにはならなかった。
◆クロス円 円高圧力強い ユーロ円は162.22レベルから161.45レベルまで軟調に推移。
ポンド円は203.67レベルから202.95レベルまで下落した。
日経平均が軟調だったほか、アジア株式市場が全面安となったことが クロス円を圧迫した。
◆豪ドル急伸 5月6日の理事会では利上げを検討 豪ドル/ドルは議事録がタカ派寄りの内容だったことから 0.9250レベルから0.9587レベルまで急伸した。
議事録の「5月の会合で追加利上げの議論にかなり多くの時間を費やした」との 文言が目を引いた。
豪ドル/NZドルは1.2320レベルから1.2408レベルまで豪ドル高・NZドル安が進んだ。
NZドル/ドルは、IMFがNZドルはこれまでの平均を上回りそうだと述べたことが 材料視され、下値が支えられた。
その後、豪ドルの上昇に連動し0.7745レベルまで 上値を伸ばした。
ただ、上昇一服後は伸び悩み、0.7715レベルまで反落した。

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