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【NY市場】FOMC声明には手がかり乏しい
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16日のNY市場では、FOMC声明を受けて米利回りが反転し、ドルを買い戻す動きがあった。
FOMC声明では景気判断が上方修正されたものの、超低金利政策を長期間に渡って維持するとのスタンスが据え置かれるなど、ほぼ事前予想どおりの内容だった。
一連の流動性供給プログラムの大半は2010年2月1日で終了することを想定しているとの文言もあった。
S&Pがギリシャの長期債格付けを引き下げたこともあり、ユーロ売り圧力が継続。
原油や金の上昇を受けてカナダ買いが入る場面もあったが、バッテリーノ豪中銀副総裁の発言が引き続き重しとなり豪ドルは上値の重い展開を続けた。
米株式市場は冴えない展開だったものの、円相場の値動きは限定的。
◆ドル円、FOMCは手がかりとならず 90円ちょうど付近に抵抗感 FOMCの金利・声明発表を控えた段階で、ドル円は89.46-89.80水準で小動き。
発表後は米利回りの上昇もあって89.98辺りまで水準を切り上げたが、ドル買いの動きは一時的だった。
FOMCは政策金利を据え置いたほか、異例の低金利が正当化される状況が続いているとの文言も前回から引き継いだ。
ユーロ円は130.36-130.69水準でもみ合い。
ポンド円は146.41-146.93水準で小動きを続けた。
上昇して始まった米株式市場の上値は抑えられたが、円相場の手がかりにはならなかった。
◆NY後半にドル買い戻し、ユーロドルは2回目の下値トライへ ユーロドルは1.4590辺りから1.4505辺りまでドル高推移。
S&Pがギリシャの長期債格付けをBBB+に引き下げた上、FOMC後は米利回りが反転したため、ユーロドルの重しとなった。
ただ、この日も1.4500付近の防戦の動きに下値がサポートされた。
終盤にかけては1.45台前半で小動き。
ポンドドルは強い英雇用統計発表後の流れを引き継いだほか、ロンドンフィックスにかけてポンド買いもあり、1.6409辺りまで上昇。
1.64台序盤のストップが執行された後は1.6300ちょうど辺りまで反落し、終盤は1.63台前半でもみ合った。
ドルカナダは原油や金価格の上昇を背景に1.0571辺りまでドル安・カナダ高推移した後、1.0643辺りまで反発。
カーニー・カナダ中銀総裁がカナダ景気に前向きな見通しを示したが材料視されなかった。
(Klugアナリスト 谷口英司)
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