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ドバイ危機が警告するもの(FINANCIAL TIMES)
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- ドバイの政府系企業のデフォルト危機に端を発した金融パニックは、落ち着きつつある。だが暗黙の政府保証など不確実要素が多く、債務整理の行方は不透明だ。債務国が債権者の権利を反故にする先例となれば、市場に長期的な悪影響を及ぼす。 結局、コップの中の嵐だったのか。今やトレーダーの中には、こう自問する者も出始めた。11月末、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で、政府系持ち株会社ドバイワールド傘下の不動産開発会社ナキールの社債が実質的にデフォルト(債務不履行)する可能性があるとのニュースが勃発。世界の金融市場はパニックに陥った。 だが翌週には、同じUAEのアブダビ首長国が連邦内の金融機関を支援する構えを見せたため、市場はやや回復した。

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