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【ロンドン市場】ポンドが値動き主導、大口取引に翻弄
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9日のロンドン市場前半の取引はポンドが値動きを主導した。
ロンドン勢が参加するとポンド売りが先行。
ポンド円は143円台半ばから142円割れ寸前、ポンドドルは1.62台半ばから1.61台後半まで急落した。
市場ではポンド円で英銀の大口売りが観測されていた。
ポンド円の急落局面では円買いが広がり、ドル円は88円台前半から87円台前半、ユーロ円は130円付近から128円台後半まで急落した。
ただ、英銀経由のポンド売りが一巡するとポジション調整が活発化した。
NY勢参加前にポンド円は143円台後半、ドル円は88円付近、ユーロ円は133円付近まで買い戻される場面があった。
ポンドドルは1.63台半ばまで切り返し、本日の高値を更新するなど荒い値動きだった。
欧州株と為替市場の連動性は今ひとつで、市場全体がポンドの大口取引に翻弄される形となっていた。
◆ギリシャ国債急落、破たんリスク織り込む ユーロ相場の反応は今ひとつだったが、債券市場ではきょうもギリシャ国債が急落している。
ギリシャの10年債利回りは5.60%台まで急騰し、ユーロ圏内で最も低いドイツ国債との利回り格差(3.14%台)は246ベーシスポイントまで拡大した。
有識者の一部ではギリシャの破たんを予想する声も出ている。
元英中銀金融政策委員のブイターLSE教授は、ブルームバーグとのインタビューで、ギリシャがEU加盟国で初のデフォルト(債務不履行)に陥る可能性を警告している。
来週17日に開催されるECB理事会(金利発表なし)ではギリシャの債務問題が討議される見通し。
ECBの対応が注目されそうだ。
◆英予算前報告 今後4年間で財政赤字半減の方針 きょうはダーリング英財務相が予算前報告を発表している。
予算前報告では今後4年間で財政赤字を半減する方針が盛り込まれた。
09年末までの時限措置として実施された付加価値税(VAT)の引き下げ(17.5%→15.0%)については、予定通り2010年1月から17.5%に引き上げるとしている。
2010年の英GDPは+1.0-+1.5%で、従来予想から変更はなかった。
2011年及び2012年の英GDPは+3.5%になるとしている。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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