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【東京市場】ドバイ懸念後退でリスク選好の動き
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30日の東京市場、序盤はリスク選好的な動きで始まった。
ドル円は上値が重いものの、ユーロや豪ドルが買い戻され、ユーロ円、豪ドル円に買戻しが見られた。
UAE中銀がドバイ政府系持ち株会社ドバイ・ワールドのデフォルト(債務不履行)の可能性に伴い、損失に直面するUAEの銀行と国内の外銀の支援を表明したことで、ドバイ問題に対する懸念が一旦緩んでいる。
ただ、終盤になって、ドバイ・ワールドの系列不動産開発会社であるナヒールがナスダック・ドバイに上場している3本のイスラム債の売買停止を要請していると伝わると、再びリスク回避的な雰囲気も強まり、ユーロ円や豪ドル円は序盤の上げ幅を失う格好。
ドバイ問題については、エクスポージャーも巨額で、火種が完全に無くなったわけでは無さそうだが、引き続き注視が必要そうだ。
ただ、金融機関への懸念はひとまず後退している様子。
◆介入に絡んだ発言に右往左往 きょうも藤井財務相の介入にまつわる発言が伝わっていた。
朝方に一部報道で、藤井財務相は介入について「今の事態は静観しないといけない。
介入はあり得ない」と述べ、円高是正のための為替介入は考えていないことを明らかにしたと伝わっていたが、財務相は会見で「あり得ないとは言っていない」と否定していた。
介入否定報道にドル円の上値が重くなる場面もあったが、特に市場は大きく反応することも無かった。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
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