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国民にとって正しいか否かで判断すべき(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
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- 前回、行政刷新会議が行う事業仕分けでは、「事業」ではなく「勘定区分」を見てはどうか、と問題提起した。そうすれば、JICAに眠る埋蔵金の存在が明らかになり、一方で収益を上げつつもう一方で運営交付金を得るという構造上の矛盾に、仕分けチームが気づくだろう、と言う内容であった。 さて、その事業仕分けに、筆者は顔を出してきた。それまでインターネットを通じて音声だけを拾っていた会場の様子を、じかに見てきた。 仕分け人の怒声、口ごもる役人 筆者が出かけたのは11月24日火曜日の、ワーキンググループ2の外務省と、同2の防衛省のセッションである。 防衛省のセッションでは陸上自衛隊の広報センターの集客力がディズニーランドと比較され、「入場料を取ってはどうか」「入場料を払ってでもリピーターになってもらう努力を」と矢継ぎ早に仕分け人がたたみかけた。

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