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【NY市場】リスク回避後退、株式市場は高安まちまち
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27日のNY市場ではドバイワールドの債務支払い延期要請をきっかけとしたリスク回避の動きが落ち着いた。
下げて始まった欧州主要株価指数が終盤に上げ幅を広げた上、米主要株価指数が安値から離れたことが背景。
NY原油先物は下落して引けたが、ブラジルのボベスパ指数は上昇するなど、世界のマーケットは揃ってリスク回避の方向には動かなかった。
ただ、世界の金融システムは完全に安定していないとの認識が広がっており、米2年債利回りは一時08年12月17日以来の低水準まで下げた。
ドル円やクロス円は東京序盤にこの日の安値をつけた後の戻りが続いた。
同様に、リスク回避のドル買いも後退し、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで堅調に推移した。
◆ドル円、クロス円、セリングクライマックス通過か ドル円は86円台中盤から87円台ちょうど付近までしっかりと推移し、本日の下げ幅を消した。
ロンドン終盤にかけてリスク回避の円買いが巻き戻された。
米株式市場や米債券市場が短縮取引だったこの日、戻りが一服したドル円は86円台後半でもみ合った。
クロス円では、ユーロ円が128円台後半から130.15辺りまで水準を切り上げ、東京市場の急落前の水準まで戻した。
同様に、ポンド円も141円台中盤から143円台中盤まで戻し、東京序盤の水準まで往来。
NY終盤にかけて、ユーロ円は129円台後半、ポンド円は142円台後半で推移。
◆欧州金融株はほぼ全面高、ドバイ懸念は和らぐ ユーロドルは米株式市場が下げ幅を削ったことや、欧州株式市場の上昇にサポートされ、1.48台後半から1.4988辺りまで戻した。
欧州勢の調整が一巡すると、1.49台後半でもみ合った。
他の欧州通貨や資源国通貨でもドル高の動きが巻き戻された。
ポンドドルは1.63台中盤から1.6511辺りまで上昇し、東京序盤の水準まで往来した。
NY終盤にかけては1.64台後半で小動き。
ドルカナダは1.07台中盤のこの日の高値圏から1.06割れまでドル売りが優勢となった。
この日の欧州株式市場では、英RBSが5.2%高で引けた。
バークレイズやドイツ銀行、UBSは2%超の上昇率だった。
ただ、米大手金融機関は全面安だった。
(Klugアナリスト 谷口英司)
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