| スポンサーリンク |
【ロンドン市場】感謝祭を控えて、ドルの買い戻し優勢に
- 記事詳細
-
26日のロンドン市場は、ドルを買い戻す動きが強まった。
NY市場が感謝祭のため休場となることからこれまでのドル売りポジションに調整が強まった形。
序盤にドルスイスがスイス中銀の介入観測で急上昇した。
ドル円にも介入関連の発言が続々と報じられて買戻しを誘った。
商品市況もドル買いを受けて軟調に推移し、欧州株も軟調など、リスクマネーに調整色が強まった。
豪ドルやNZドルなどにも売り圧力が掛かった。
主要経済指標の発表はほとんど無く、新規材料に欠けたことから取引中盤からは模様眺めとなっていった。
主要通貨の動きは、ドル円が86円台半ばから87円乗せとなったあとは86円台後半での揉み合い。
ユーロドルは一時1.5050割れとなったが概ね1.50台後半での振幅に留まった。
目立つところでは、ドルスイスが0.99台後半から一時1.00台乗せ、豪ドル/ドルが0.92台前半から0.91台後半へと下落など、ドルを買い戻す動きが優勢だった。
クロス円は軟調に推移した。
ユーロ円は130円台半ば、ポンド円は143円台前半、豪ドル円は79円台前半へと沈んだ。
◆スイスフラン急落、介入観測も ロンドン市場早朝に、スイスフラン売りが強まった。
ドルスイスは0.9960-70から一気に1.0040レベルまで上昇、ユーロスイスは1.50台前半から1.51台前半まで急騰した。
市場では、スイス中銀によるスイス売り介入の観測が強まった。
ただ、スイス中銀はコメントを差し控えている。
3月12日にスイスフラン安阻止の目的で、スイス中銀は対ユーロでのスイス売り介入を実施した。
その後も数回にわたって介入観測がでた経緯がある。
水準としてはユーロスイスでの1.50割れを阻止するとのコンセンサスが市場に醸成されている。
ただ、今回は対ドルとのうわさも出ていた模様。
◆ポンドに売り圧力、ドバイ・ワールドの債務返済延長で ロンドン市場前半に、ポンド売りの動きが広がった。
ポンドドルは1.67近辺から1.65近辺まで、ポンド円は145円近辺から一時143円台前半まで大きく値を下げた。
また、ユーロポンドも0.90台半ばから0.91台乗せとなった。
市場では米感謝祭を控えての調整でドルが買い戻されたが、ポンドに関してはドバイ・ワールドのニュースも話題になっていた。
昨日、政府系投資会社ドバイ・ワールドが債務返済の延期(リスケ)を要請した。
これに関連して英主要銀行がドバイに投資しているエクスポージャーの大きさが不安材料となっていた。
英株式市場では銀行株が売られている。
(Klugシニアアナリスト 松木秀明)
| スポンサーリンク |
