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遅すぎた合併で生き残れるか(時事深層)
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- 信託専業として独自路線を貫いてきた2行の統合。しかし規模を確保すれば生き残れる時代は終わろうとしている。新たなビジネスモデルを構築しなければ、統合の意味はない。 2011年4月の経営統合を発表した住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングス。メガバンクグループとは一線を画し、信託専業としての生き残りを選んだ。住友信託は1998年に日本長期信用銀行との合併が浮上して以来、たびたび統合話は浮上し、その中には中央三井の名前もあった。しかし縁談がまとまることはなく、最愛の相手を求めてさまよい続けた。 ようやく手を結んだ相手は、やはり中央三井。あえて元の鞘に収まるのは、経営環境悪化で危機感を共有したことが大きいという。
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