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いじめに耐えかねた小学生は、銃を忍ばせて登校した(ルポ:“弱者”として生きるアメリカ)
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- (前回から読む) 少年はその日、バックパックに銃を忍ばせて登校した。 彼の通う小学校は、中学校と隣接されており、少年はずっと中学生からターゲットにされていたそうだ。日常的に暴力を振るわれ、時には金をせびられることもあった。 担任はいじめに気付かなかった。親に相談することも出来なかった少年は、自分の手で“決着”を付けようと、父親の書斎から銃を取り出す。そして翌日、自分に嫌がらせを続けてきた中学生に銃口を向けるつもりで登校した。 とはいえ、銃に弾は込められていなかった。教師たちに銃を取り上げられ、Opportunity School行きが決まる。11月2日より登校し、私と顔を合わせた日は8日目を迎えていた。

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