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【NY市場】低金利期待でドル安、バーナンキ発言で乱高下
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16日のNY市場はバーナンキFRB議長の講演がハイライトだった。
議長が最近のドル安について、状況を注意深く監視する、FRBの政策が強いドルを保証するなどと述べると、ユーロドルを中心にドル買いが殺到。
発言直後の取引でユーロドルは1.4970レベルから1.4880レベルまで急落した。
ただ、議長のドル安けん制をきっかけとしたドル買いは持続しなかった。
講演で低金利政策の長期化を再表明したことがドル売りを誘発し、ドル円は1ヶ月ぶりに89円台を割り込み、88.75レベルまで値を崩した。
ユーロドルは1.50台を回復、豪ドル/ドルは0.94台まで買われ、年初来高値を更新した。
ドル安・低金利継続期待でダウ平均は年初来高値、NY金先物は史上最高値を更新した。
◆来年の利上げ観測後退、バーナンキ発言で バーナンキFRB議長の発言後、FF金利先物市場では来年の利上げ観測が後退した。
金利先物から逆算したFF金利実効レート(1ヶ月平均)は10年3月限が0.175%、10年6月限が0.255%、10年9月限は0.475%、10年12月限が0.840%まで低下した。
イールドカーブはフラット化し、低金利政策が長引くとの見方が強まっている。
議長は将来的に景気後退も有り得ると景気の先行きに慎重な見方を示していた。
◆クロス円まちまち、ドル相場に翻弄 クロス円はまちまち。
ユーロドルなどドル相場に翻弄され、全体的な方向性はハッキリしなかった。
ユーロ円は134円付近から133円台前半、豪ドル円は83円台後半から83円台前半で弱含み。
一方、ポンド円は150円を中心に上下1円程度のレンジ相場を形成した。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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