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戸籍でこんなに違う「命の価格」(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
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- ■記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」のお知らせがあります。 2009年10月27〜31日の5日間、中国の第11期全国人民代表大会(略称:全人代)常務委員会(注)第11回会議が開催された。 (注)全人代は日本の国会に相当する一院制議会で、毎年3月に約3000人の全人代代表が参加して開催されるが、全人代の閉会中は200人程の委員で構成される常務委員会が立法や政策を検討し決定する。 会議では各種法案の審議が行われたが、中でも注目されたのは今回初めて審議された「選挙法改正案(草案)」と3回目の審議となった「権利侵害責任法(草案)」であった。 それは、前者には県級(級=レベル)以上の「人民代表」の選出基準を都市部と農村部で同一の人口比とする規定、後者には都市部も農村部も“同命同価(生命の価値は同一)”とする規定が含まれていたからであった。

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