| スポンサーリンク |
【ロンドン市場】インフレ報告受け、ポンド急落
- 記事詳細
-
11日前半のロンドン市場でポンドが急落した。
独歩安といった状態。
英中銀が発表したインフレ報告やキング英中銀総裁の会見が、ややハト派な印象もあったことから、ポンドは売りが強まった。
インフレ、成長とも8月報告からは、やや上方修正されたものの、インフレについては、ガソリン上昇やVAT(付加価値税)の戻りで、消費者物価(CPI)は今年末に一時的に目標値の2%を超えるものの、その後低下し、2010年末には1%になるとしている。
懸念が強い金融機関に貸し出しについても、銀行のバランスシートの回復には時間がかかり、信用供与は抑制が続くとしていた。
キング総裁も資産買い入れをさらに行うかどうかは全くオープンとしており、資産買取プログラムの増額に含みを残している。
また、報告書、総裁会見の両方ともポンド安歓迎姿勢も見て取れた。
ポンドドル、ポンド円とも発表後、100ポイント超一気に下落している。
◆ユーロ円に支えられ、ドル円はリバウンド 東京時間には軟調に推移していたドル円、クロス円だが、リバウンドの動きが強まり、下げを取り戻している。
東京時間に、ドル円は一時89.30近辺まで下落していたが、下値を仕掛けた向きがショートカバーを余儀なくされたようだ。
中東勢などからまとまった買いがユーロ円に入ったとの観測もあり、ユーロ円が急上昇、ドル円をサポートした。
ただ、90円で上値を抑えられている。
リスク選好の動きが続いており、ドルも買えないが、一方で日本の財政への懸念も根強い中、円も買えないといった状況。
ドル円は挟まれた動きが続いている。
その点をふまえれば、ユーロ円、豪ドル円は買いやすい通貨ペアとも言える。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
| スポンサーリンク |
