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【NY市場】利益確定売りで調整、ポンド売り一服
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10日のNY市場は調整が主体だった。
ダウ平均は利益確定売りに押され、前日終値を挟んで振幅した。
リスク資産への投資が見送られたことでドル売り圧力は緩和した。
ユーロドルは1.50台を割り込み、一時1.4940レベルまで調整した。
ドル円は89.70-90レベルでレンジ相場を形成し、値動きは限られた。
明日はベテランズデーのため、米国の政府機関や銀行は休業日となる(株式市場は通常取引)。
きょうは米地区連銀総裁の講演、今年最大規模の米10年債入札など比較的材料は豊富だったが、祝日前ということで取引は手控え気味となり、全般に方向性を欠く展開となった。
◆米地区連銀総裁 V字型の景気回復を否定 NY市場前半はロックハート・アトランタ連銀総裁、イエレン・サンフランシスコ連銀総裁など米地区連銀総裁の発言が相次いだ。
ロックハート総裁、イエレン総裁とも景気回復に言及したが、経済成長のペースは緩やかなものになるとし、その持続性についても疑問を呈していた。
商業用不動産市場の悪化や失業率の高止まりをリスク要因と指摘している。
イエレン総裁は(回復の形は)底の線が緩やかに上向くL字型とし、V字型の景気回復を否定した。
低金利政策の早期解消を示唆する発言はなく、為替市場の反応は限定的だった。
◆ポンド売り一服、英インフレ報告に焦点か ポンドドルは1.66台後半から1.67台半ばで振幅した。
方向感は今ひとつだが、英国の格下げリスクを背景としたポンド売りは一服している。
(東京市場では格付け会社フィッチが英国の格下げリスクに言及し、ポンド売りが進んだ)市場の視線は11日に発表される英インフレ報告に注がれているようだ。
英中銀は5日、国債買い入れを250億ポンド積み増し、計2000億ポンドにすると発表したが、市場では量的緩和策の拡大は11月会合で打ち止めとの見方が浮上している。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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